Corgiville Museum 紅木 美るのケネディ・コレクションCorgiville Museum 紅木 美るのケネディ・コレクション

2012年10月アーカイブ

マサチューセッツ州会議事堂のケネディ

corgiville (2012年10月30日 12:00)

ボストンにあるマサチューセッツ州会議事堂には躍動感のあるケネディの銅像があります。大統領になる以前の、マサチューセッツ州選出の上院議員だった頃のイメージなのでしょうか。

これは1995年に訪れたときのものです。

 

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ジョン F. ケネディと嵐の海

corgiville (2012年10月29日 06:19)

ケネディについて書かれた子供向けの絵本で、異色のテーマのものをご紹介します。

「JOHN F. KENNEDY and the Stormy Sea」という32ページの絵本でごくごく簡単な文章になっています。

少年の日のジョンは10歳の妹キャサリンと砂浜で貝を掘っていました。ジョンは妹を「キック」と呼び、彼女は兄を「ジャック」と呼んでいました。

貝を掘るのに飽きてしまったキックにジャックはそれならボートを漕ぎ出そうと誘いました。

ところが、間もなく、天気が崩れ、海が荒れだします。さて、ジャックとキックはどうなるのでしょう。

後の海軍のPTボートの活躍を彷彿とさせる物語になっています。

 

 

JFK キッチン

corgiville (2012年10月28日 23:41)

ケネディ大統領の肖像はキッチン用品にまで使われています。

ティータオル、コップ、スプーン、栓抜きをまとめて置いてみました。

ティータオルはケネディ大統領がケネディ家の故郷であるアイルランドを訪問したときのシーンが描かれています。コップはケネディのイメージカラー、青、古いスプーンは柄の部分に上半身が彫られています。

 

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ジャッキー、子ども時代の詩

corgiville (2012年10月28日 00:18)

1961年に発行されたMary Thayerの「JACQUELINE BOUVIER KENNEDY」には、ジャッキーが子どもの頃に書いた詩の直筆の写真が何編か掲載されています。

それによると、残っている一番古い詩は、ジャッキーが8歳の時のもので、「クリスマス」という作品です。

 

                ♪CHRISTMAS

 

Christmas  is coming

Santa Claus is near

Reindeer hooves will soon be drumming

On the roof tops loud and clear

The Shops are filled with people

Snow is coming down

And everyone is merry

In such a busy town.

 

もうすぐ、クリスマスがやってくる喜びが素直に綴られています。もともと内向的な彼女は、両親の仲が不和になり、家庭に安らぎがみつけられなくなると、物を書くことにのめりこむようになっていきました。

 

二万分の2

corgiville (2012年10月24日 21:36)

1961年に発行された「Inagural Medal」です。

 

only2.jpg直径70mmの大型メダルで他の無数のメダルとは一線を画している感がありますが、私が持っているものはブロンズ製です。

ケネディのメダルやトークンのコレクションの解説書「THE MEDALLIC PORTRAITST OF JOHN F KENNEDY」によると、

ポール・マンシップデザインのこのブロンズメダルは2万個製造されました。同じデザインの銀製はナンバー入りで7500個作られ、そのうちナンバー1から10まではケネディ政権の閣僚たちに配られたそうです。

そして金で作られたものが大統領本人に贈られました。

私はブロンズ製の同じメダルを2個手に入れることができました。だから、表と裏を同時に撮影できたのです。そのうちひとつにはメダルの説明が書かれたリーフレットと箱も残っていました。

貴重な二万分の2です。

 

 

ジャッキーの妹

corgiville (2012年10月24日 05:40)

ジャッキーと4歳年下の妹リーは、とりわけ深い絆で結ばれていたとと思います。ジャッキーの母ジャネットは再婚後、ジャネット ジュニアとジェイミーという彼女たちにとって異父妹、異父弟を出産しますが、ブラック ジャックの血を分けた兄弟はこのリーだけです。

リーはポーランド王子と二度目の結婚をし、セレブなジェット族の生活が大きくクローズアップされがちな姉妹ですが、二人にしか分からない心の中の暗い部分によってつながってもいました。

二人にとって最初に分かち合った悲しみは両親の離婚でしょう。男っぷりのよい実父によって男性観が作られたジャッキーとリーは年長の同じ男に惹かれる傾向がありました。

ジャッキーはリーの夫でリーより20歳年長のスタス・ラジウィルのことが好きでしたし、リーは義兄のジョン F ケネディのことが好きでした。

ジャッキーと後に再婚するオナシスとも最初に関わったのはリーの方だったのです。

ジャッキーの遺書には、こんな一文があります。

「この遺書の中で私は妹のためには何も遺していません。私の妹であるリー・ラジウィルは、私が大きな愛情を注いでおり、私の存命中にすでに多くを与えているからです。」

幼い頃から「ジャッキーは賢い子、リーはきれいな子」という姉妹の役割分担のようなものが暗黙のうちにできあがっていたようです。

リーの著書「HAPPY TIMES」は往時のセレブな生活がしのばれるフォトブックになっています。

 

ジャッキーの胸像

corgiville (2012年10月23日 00:23)

写真のジャッキーの胸像は「第1展示室」と「第9展示室」の両方に展示しています。実際には1個しかないのにダブル展示できるのはWEBのいいところですね。

  この胸像は1995年にワシントンへ行ったときに、政治家グッズの店「Political Americana」で求めたものです。

歴代の大統領の錚々たる胸像に交じってファーストレディでただひとり並んでいたものです。900円ぐらいの安物で、素材が、ただの粘土か何かで非常に脆く、日本に持って帰るスーツケースの中で首のあたりで折れてしまっていました。

接着剤で修復したのですが、ちょっと表情の怖いジャッキーです。

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ツーショット

corgiville (2012年10月22日 00:40)

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第12展示室」は「ジャックとジャッキーのツーショットアイテム」というカテゴリーで、ケネディ夫妻が二人で登場したり、ペアで楽しめるアイテムを紹介しています。

この中の絵皿に描かれた二人の肖像画ですが、二種類の絵があります。白いノースリーブのワンピースで椅子に腰掛けるジャッキーと椅子の背もたれに手をかける大統領の構図で二人ともはじける笑顔です。

もうひとつは横顔の大統領にピッタリ寄り添うようなジャッキーの絵で、彼女の服もブルー系なら、二人の表情もどこか物憂げな感じです。

笑顔の方の皿は、実は壁にかけて飾っていたところ、落として粉々に砕けたのを接着剤で修復したので、写真でも亀裂が見えます。

物憂げな方は複製画も手に入れました。

いずれにしても、これほど「絵」になる大統領カップルはそういません。

ケネディ大統領の演説

corgiville (2012年10月21日 06:00)

ケネディ大統領の演説は、その素晴らしい原稿とケネディ自身の表現力において高く評価されています。

就任演説のCDは、容易に購入できます。

製作前&完成後

corgiville (2012年10月20日 00:39)

「ロッキングチェアーと大統領」のコーナーに展示しているものの中に暖炉の前でロッキングチェアーに

腰掛けるケネディの人形があります。

実はこれはプラモデルを組み立て着色したものです。

渋谷のアンティークショップで見かけたときにこの構図が何とも気に入ってすぐに購入したものです。

後になって偶然にも箱に入った製作前の同じ品物をみつけました。だからこのアイテムに関しては製作前と完成後があるのです。

写真は上から、製作前、完成後、説明書です。

 

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ロッキングチェァー

corgiville (2012年10月19日 06:42)

「第2展示室」は「ロッキングチェアーと大統領」というカテゴリーにしています。

ケネディグッズを本格的に収集し始めた初期に手にいれたものにロッキングチェァーに座って新聞を読むケネディのオルゴール人形があったので、ひとつのカテゴリーにしたのですが、その後はそれほど手に入らず、展示数は少ないままになっています。

1954年に脊椎手術を受け、生涯、その痛みからは完全に解放されることがなかったケネディですが、手術後、セカンドオピニオンを受けたニューヨークのジャネット・トラベルという女医の勧めで、背中の痛みを緩和するためにロッキングチェアーを愛用するようになりました。

本人もロッキングチェァーが気に入っていたようで、写真で見る限り、背中の痛みなど露ほども感じさせず、楽しそうに腰掛けているように見えます。

愛用のロッキングチェアーは、ジャッキーの死後、1996年のサザビーズオークションに出品されました。

ボストンのJFK Libraly の「Museum Online store」でもレプリカを購入できます。89ドル、150ドル、425ドルと3種類扱っているようです。

JFK倶楽部の会員の方で、ネットでこのロッキングチェアーを購入された方がおふたりいらっしゃいます。聞くところによると送料が価格と同じぐらいかかってしまったとか。

 

作り直さなきゃ

corgiville (2012年10月18日 23:46)

特別企画展「Fey Girl」にアップした刺繍の中で一番不本意なのが、「ジャックとジャッキーのホロスコープ」です。

製作途中の違和感を無視して進めてしまったことが原因です。

一から作り直そうと思っています。

 

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豆本

corgiville (2012年10月18日 00:33)

豆本は3冊だけ持っています。

写真には4冊写っていますが、上から二段目の二冊並んだ赤い方は、リンカーンの「ゲティスバークの演説」が書かれたもので、紺色のケネディ大統領の就任演説の豆本とペアで小さな箱に入っています。

中は金の枠の中に小さな文字を印刷したたいへん美しい作りになっています。

一番上の横長の豆本はタイトルが「WE SHALL PAY ANY PRICE BEAR ANY BURDENN」と就任演説のフレーズをとっています。1963年11月のケネディの葬儀の様子から始まります。そして、後半には彼が生前残した演説から美しいフレーズがたくさん引用され、世界中の人々の深い悲しみを描いています。

1988年に作られたこの豆本は叙事詩のような風格のある仕上がりになっています。

一番下の少し大きいものは、ケネディ家のカメラマンJACQUES LOWEが撮影した随所で私たちが目にしている比較的出回っている写真集のミニチュア版といえるでしょう。

最期のページのアーリントン墓地の芝生に置かれた柩の写真が歴史の中に消え去ったはずの悲しみを蘇らすようです。

ちょっと年季の入った20センチの竹の物差しを左においていますので、だいたいのサイズがおわかりいただけるとおもいます。

 

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マッチとライター

corgiville (2012年10月18日 00:33)

パッケージにケネディ大統領の顔写真や絵がついたマッチはわりとよくお目にかかります。

また、ライターもZIPPOから多様なバージョンが販売されているようです。

小さな灰皿と並べてSmokinng with JFKのコーナーにしてみました。そういえば、JFKの図柄のタバコは出ているのでしょうか?

 

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未展示のメダルたち

corgiville (2012年10月17日 01:34)

メダルやトークンは「第10展示室」に展示していますが、展示室にアップしていないものがまだまだあります。

写真を撮っていなかったり、サイトを作った後に手に入れたりと理由はまちまちですが、そもそもメダルはどれもよく似ているので、他のアイテムよりもイメージとして自分の頭の中で整理しにくいのです。

未展示のもの(一部ですが)をいくつか集めてみました。

 

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kennedy medal2.jpgNO1  頬杖をつくジャッキーと背後に上着のポケットに手を突っ込む大統領の絵。裏面にジャッキーの生年月日と結婚記念日の記載

NO2 ケネディ夫妻の横顔のツーショット。1963年発行

NO3 「PROFILES IN COURAGE」 1974年発行。ゴールド。

NO4 「OUR 35TH PRESIDENT」 裏面に永遠の炎と就任演説のワンフレーズ。

NO5 ケネディスタンプクラブのバッジ。会員になるともらえたのだろうか。

NO6 「PROFILES IN COURAGE」 1974年。NO3とまったくデザインは同じでニッケル製。

NO7 1972年発行の1centコイン。大きなリンカーンと小さなケネディ。

NO8 1968年発行。裏面はボストンのケネディの生まれた家が彫られている。 

 

展示室の入れ替え、整理もと思いつつ、これだけに専念できないため、なかなかできないでいます。

 

 

     

SING ALONG WITH JFK

corgiville (2012年10月16日 01:33)

ケネディ大統領のレコードもずいぶん出ているようです。私が収集したものは、「第3展示室」にアップしていますが、その中のユニークな1枚を紹介します。

「ケネディと歌おう」─SING ALONG WITH JFKで、日本ビクターから発売されています。A面とB面に4曲が収められているのですが、どんな内容かは、ジャケットに書かれた藤井肇氏の説明をそのまま転記します。

 

♪これは正に奇想天外な世紀の傑作アルバムです。今年の春このLPがアメリカで発売されるや、全米の話題を賑わし、忽ちにしてベストセラーLPとなりました。第35代アメリカ大統領ジョン・フィツジェラルド・ケネディ自身、歌がうまいか、まずいか私は知りませんが 、そんなことは別に問題でなく、1961年1月、彼の大統領就任式における歴史的名就任演説のテープから、適当にスピーチの文句を引っぱりだし、之にうまく工夫をこらして、コーラス及び音楽を加え、さながら、ケネディが歌の音頭をとって、大合唱と共に楽しく歌っているようにここえる、まことに痛快、摩訶不思議なアルバムなのです。

 1961年1月20日ケネディ大統領就任式に於ける演説の中から名文句を抜粋(順序は変えてありますが)テープをたくみに編集し手を入れ、楽しいコーラスと音楽をつけたものです。若さあふれる魅力的なケネディの肉声、しかもバックの音楽リズムに乗る名調子は、日本の政治家諸氏も是非お手本にして頂きたいと思います。──♪

 

収録曲は、「お互いに出なおさねば」、「星影のビギン」、「共存共栄のボサ・ノバ」、「自由のワルツ」。

入手したときに聞いて素晴らしいと思いました。ケネディ大統領のやや鼻にかかった声が解説にあるようにたいへん魅力的です。

CDの普及で我が家もレコードプレイヤーを処分してしまったのですが、久しぶりにこのレコードを手にしたら、何だか聞きたくてしょうがなくなりました。

 

 

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占星術でみたジョンとキャロリンの運命

corgiville (2012年10月15日 05:59)

ジョン・F・ケネディ jr.と妻キャロリンは1999年7月にジュニア自ら操縦中の自家用機の墜落で真っ盛りの命を落としました。

ジョンは38歳、キャロリンは33歳でした。この二人の縁、相性、運命を西洋占星術のホロスコープを使って見てみたいと思います。

★ジョン・F・ケネディ jr. 1960年11月25日 0:22 ワシントン生まれ

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★キャロリン・ベセット・ケネディ 1966年1月7日 8:45 ニューヨーク生まれ

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二人のシナストリー(占星術用語でふたつのチャートを比較してリーディングすること)の主なポイントを書き出したものが下の表になります。

 

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まず、個人のチャートをみるとき、重要な太陽、月、アセンダント、MCのサインからみると性格や感性、個性においては違ったパーソナリティーを持ち、いわゆる「夫唱婦随」のカップルではありません。 ジョンの太陽は射手座・3ハウスですがICに近い位置にあり、生まれながらに「家柄」を背負っています。4ハウスに木星・金星のコンジャンクションがあり、彼にとってその「家」から多大なものを与えられていることを示しています。しかし、その太陽(射手座02度)は、月(水瓶座27度)と天王星(獅子座25度)とTスクエアを形成。彼独自の視点で名門ケネディ家にとらわれない生き方に常にチャレンジした人生でもありました。そのことによる葛藤も周りが想像する以上のものがあったと思います。アセンダントにドラゴンヘッドがまったく同じ度数でコンジャンクションし、彼が生まれながらに背負ったもの与えられたものの大きさをさらに強調しているといえるでしょう。 一方のキャロリンは、山羊座の太陽と蟹座の月がオポジションで、意識的な願望と無意識の習慣との間になんらかの対立を持ちやすいのですが、この世代の特徴である乙女座の天王星・冥王星コンジャンクションがそれを調停する角度に位置しています。 アセンダントが水瓶座11度で、火星が12度、金星が13度と1ハウスでコンジャンクション。火星と金星のアスペクトがある人は男女間の出来事が活発だったり、色気があったり、恋が多かったり‥‥といわれますが、いきなりアセンダントにある彼女は、かなり人目を引く存在だったに違いありません。でも、どこか醒めた水瓶座にあるので、甘ったるいお色気とはまったく違うアピールになるでしょう。ちなみにジョンも火星と金星がオポジションで、セックスアピールに富んだ男性であることを物語っています。   二人のチャートを合わせると相互にコンジャンクションする感受点の多さに驚きます。また、各自のホロスコープで太陽にアスペクトする天体が、まったく同じで、最終的に、同じ時に同じ人生の終わり方をした縁の強さが出ています。インターアスペクトのところに書くのを忘れてしまったのですが、J金星(山羊座11度)もC太陽(山羊座16度)とややオーブを持ったコンジャンクションと考えることができます。そうすると、キャロリンの太陽(夫)─月(妻)ラインとジョンの火星(男)─金星(女)ラインが同一になり、そこにジョンの土星も加わってくるので、二人は時間をかけていいカップルに成長していく可能性を持っていたのに、結婚わずか三年でそれが断ち切られてしまったことが残念でなりません。  

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上のの表でわかるように、ジョンの金星は驚くほどたくさんの感受点とのアスペクトを持っていて、彼の短かい人生で金星に関わること─愛情、美しさ(通常、金星は女性美を表わすことが多いが、彼のビジュアル性は金星の領分といっていいでしょう)、金銭、財産、芸術、恋人、食べ物‥などに多大な経験をしたのではないでしょうか。 事故があったとき、ジョンの進行の太陽は山羊座10度あたりでネイタル金星(山羊座11度)にコンタクトしました。金星の働きが強い彼らしい完結の仕方です。  

 

 

 

 

 

 

長老キラー、ジャッキー

corgiville (2012年10月15日 00:01)

今朝、カンボジアのシアヌーク前国王死去のニュースが飛び込んできました。

カンボジアといえば、1967年11月にジャッキーはこの国をやや特殊な立場で訪問しています。ケネディ大統領の暗殺からすでに4年がたち、彼女はファーストレディではなく、公人ではありませんでした。

その当時カンボジアでは、ベトナム戦争の余波として反米感情が高まっていました。ケネディ政権時代から国防長官ロバート・マクナマラの思いつきによるものでした。

ファーストレディ時代、夫の外遊に同行して、気難しい国家元首たちの心を不思議に掴むすべを持っているジャッキーの天性の資質をマクナマラはよく知っていたのでしょう。

フランスのドゴール大統領、ソ連のフルシチョフ首相、インドのネール首相‥‥夫ケネディが外交上苦手とする年長の国家元首たちは皆、不思議とジャッキーとはウマが合ったといいます。

なので、その"魔法"をシアヌークにも‥という戦略のもと、プライベート旅行とみせかけて、国務省が費用を出した旅だったのです。

大好きだった実父と少女時代に離別した経験を持つ彼女は、ファザーコンプレックスがり、若いときは自分よりかなり年上の男性の心を掴むことに長けていたのです。

彼女はまた、脳梗塞で倒れるまではケネディ家の断固たる家長で、他のものが恐れて気を使って接した義父のジョー・ケネディとも対等に口をきき、ジョーも彼女に一目置いていたようです。

1961年6月に、当時の日本の首相池田勇人もホワイトハウスを訪問しています。古い世代の日本男児であるはずの彼も、ジャッキーの魔法にかかったのか、紋付袴姿の盛装で、彼女の隣で喜色満面の笑みを浮かべた写真が残っています。

 

 

冠を被らない女王様

corgiville (2012年10月13日 00:20)

昨日に引き続き、イランのファラ王妃訪問時のエピソードです。

ジャッキーの写真集には、当時の世界中の国家元首やその夫人、王族などが多く登場しますが、ビジュアル的には、女性の来賓の中ではファラ王妃がやはりピカ一のインパクトです。

さて、晩餐会の翌日、ジャッキーは王妃を連れてホワイトハウスを案内して回りました。ホワイトハウスの中に作った幼稚園(娘のキャロラインもここに通っていましあt)にも案内します。

このときのファラ王妃は、パーティーの時の宝石をちりばめたスタイルとはうって変わったスーツ姿です。

すると、幼稚園の子ども達は、

「女王様なのになんで冠を被ってないの?」

と質問したそうです。

スーツ姿の王妃をキャロラインの愛馬マカロニを引っ張りながら、案内するジャッキーの写真が「JACKIE HANDBOOK」の中に掲載されています。

ジャッキーの写真は、同じ物を複数の書籍や雑誌で、見かけることが多いのですが、この1枚は、少なくとも私は、他で見たことがありません。

とてもチャーミングな1枚です。

 

「君の負けだな」

corgiville (2012年10月12日 00:54)

1962年4月11日のホワイトハウスの来賓は、イラン国王のモハメド・レザ・シャー・パーレビとファラ王妃でした。

ジャッキーはこの日の服装をあれこれ思い悩んだようですが、当日の写真を見るとシンプルなAラインの上身ごろが白で下の部分がピンクのドレスをスッキリと着こなしています。

ヘアスタイルは「ブリオッシュ」と名づけた内巻きの髪の上後頭部にシニオンをつけた珍しい形に整え、前に大き目のダイヤモンドの髪飾りをたったひとつだけつけ、イヤリングはしていますが、ネックレスはなしです。

ファーストレディ時代、どのドレスも美しく着こなして、注目を集めたジャッキーですが、この日のファッションも見事に決まっています。

しかし、この日の彼女と来賓のファラ王妃を見比べてケネディ大統領は、

「君の負けだな」

とからかい半分に言ったそうです。

一方のファラ王妃といえば、中近東のお姫様はこういううものだというくらい上から下まで宝石ずくめです。

漆黒の髪にゴージャスなティアラ、ピーコッククラウンと呼ばれる大粒の宝石をあしらったネックレス、黄金のドレスには数百万円分の宝石が縫い付けられていました。

おまけに王妃はこの時、22歳という若さで、身長も高くスラっとした容姿の持ち主だったのですから。

ジャッキー自身も後にデザイナーのオレグ・カッシーニに、この美しく若い王妃にたいへん魅了されたと語っています。

この晩餐会の写真は写真集「a thousand days of magic」で見ることができます。まるで1960年代のおとぎ話のひとコマのような、大好きな写真です。

 

 

 

 

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私はジャム入りドーナッツ

corgiville (2012年10月11日 00:28)

1963年6月26日、ケネディ大統領は西ベルリンを訪問し、当時はまだドイツの東西を分けていた「壁」の前で「ドイツ統一を支援する」という感動的な演説を市民の前で行ないました。

歓声をあげる聴衆に向かって感極まった大統領は、

「わたしも一ベルリン市民です。」とドイツ語で言った(つもり)でした。

「Ich bin ein Berliner!」

ところが、einという冠詞をつけてしまったために、ベルリン名物のジャム入りドーナッツの方になってしまいました。

正しくは、「Ich bin Berlinaer」と言わなければいけなかったそうです。

もちろん、ドイツの人々に彼の言わんとすることは通じたのでしょうが、暗殺わずか4ヶ月前の微笑ましいエピソードです。

ベルリンにもケネディ大統領を記念するMuseumがあります。私はまだ行ったことがないのですが、娘が訪れたときのリーフレットと割引券とお土産の絵葉書があります。

絵葉書はフラッシャー仕様になっていて、ケネディの写真と「Ich bin ein Berliner」の文字が交互に現れるユーモラスなものです。

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自分がコレクションした中にこのベルリン訪問記念メダルがありました。封筒に見立てたパッケージの裏側にも「Ich bin ein Berliner」についての解説が書かれており、ベルリン市民お気に入りのエピソードになっていることがわかります。

 

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JFK ジュニアの切手シート

corgiville (2012年10月10日 00:14)

1999年の夏に自家用機の墜落事故で亡くなったJFK ジュニアの切手も発売されています。

キルギスタンのもの

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追悼シリーズはタジキスタンのもの

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 JFKジュニアとキャロリンは、改めてみても美男美女のカップルです。ただ若いだけでない色気の真っ盛りにその人生に終止符を打ったのだなあとつくづく残念です。  

 二人について書かれたフォトブックがこちらです。

 「アメリカの悲劇」 慣習 柊 小町(芳賀書店) jfk jr3.jpg amazonでの購入は、アメリカの悲劇―JOHN F.KENNEDY JR. & CAROLYN

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハロウィンのお面

corgiville (2012年10月 9日 02:08)

「第12展示室」にケネディ大統領とジャッキーのペアのお面をアップしていますが、ケネディのお面は現在でもamazonで購入可能なようです。

              

ジャッキーと二人の夫

corgiville (2012年10月 9日 01:26)

ケネディ大統領を記念した切手は世界中で発売されています。(第11展示室参照)

ジャッキーのものもまた数多くあり、意外にアフリカ諸国のものが多いように思います。ここにご紹介する切手もガンビアのものです。

40代か50代の頃のジャッキーの肖像がの両脇に最初の夫ケネディと二番目の夫オナシスの肖像がセピアカラーで描かれています。

額面はD25。調べてみると、ガンビアの通貨の単位はDalasi(ダラシ)なので、25ダラシ切手ということでしょう。

1ダラシ=約2.37円(2012年10月9日現在)

 

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ボストン"Kennedy Library"の入場券

corgiville (2012年10月 3日 05:52)

ボストンのコロンビア・ポイントにある「The John F. Kennedy Presidential Library & Museum」は二回訪れました。

自分自身が興味のある内容ということもありますが、その展示はとっても楽しく飽きさせない工夫が凝らされています。

2007年に行ったときの入場券と日本語版リーフレットです。

 

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