ジャッキーの妹
corgiville (2012年10月24日 05:40)
ジャッキーと4歳年下の妹リーは、とりわけ深い絆で結ばれていたとと思います。ジャッキーの母ジャネットは再婚後、ジャネット ジュニアとジェイミーという彼女たちにとって異父妹、異父弟を出産しますが、ブラック ジャックの血を分けた兄弟はこのリーだけです。
リーはポーランド王子と二度目の結婚をし、セレブなジェット族の生活が大きくクローズアップされがちな姉妹ですが、二人にしか分からない心の中の暗い部分によってつながってもいました。
二人にとって最初に分かち合った悲しみは両親の離婚でしょう。男っぷりのよい実父によって男性観が作られたジャッキーとリーは年長の同じ男に惹かれる傾向がありました。
ジャッキーはリーの夫でリーより20歳年長のスタス・ラジウィルのことが好きでしたし、リーは義兄のジョン F ケネディのことが好きでした。
ジャッキーと後に再婚するオナシスとも最初に関わったのはリーの方だったのです。
ジャッキーの遺書には、こんな一文があります。
「この遺書の中で私は妹のためには何も遺していません。私の妹であるリー・ラジウィルは、私が大きな愛情を注いでおり、私の存命中にすでに多くを与えているからです。」
幼い頃から「ジャッキーは賢い子、リーはきれいな子」という姉妹の役割分担のようなものが暗黙のうちにできあがっていたようです。
リーの著書「HAPPY TIMES」は往時のセレブな生活がしのばれるフォトブックになっています。