2013年9月アーカイブ
ロンドン「Marylebone Road」の胸像
corgiville (2013年9月29日 11:40)
「Corgiville Museum」特派員情報です。
ロンドンのリージェントパーク近くのMarylebone Roadにケネディの胸像があるそうです。
最寄駅はリージェント・パーク駅。
1965年にケネディ大統領の弟ロバート・ケネディの依頼で建てられました。
この銅像についてのHPがあるようです。
Jacqueline Duheme
corgiville (2013年9月27日 04:53)
先日紹介したケネディファミリーをテーマにした2冊の画集の画家、Jacqueline Duhemeは、グラフィックデザイナーのポール・コリンや画家のアンリ・マチスに師事しました。
その後、「ELLE」マガジンにイラストを寄稿するようになり、「イラスト-レポーター」なるジャンルを目指し、1961年にケネディ夫妻の公式訪問という申し分のないチャンスが訪れたのです。
彼女は、ケネディ夫妻の旅のイラストを水彩で仕上げました。
「ELLE」に掲載されたイラストを見た大統領の父、ジョセフから孫のためにその水彩画の原画を買いたいと申し出があり、同じ日、大統領の側近のピエール・サリンジャーからも大統領に代わって同じ問い合わせがありました。
Duhemeは、それらの絵をキャロラインにプレゼントすることに決め、ピエール・サリンジャーがパリまで原画を取りに来て、その後にDuhemeはホワイトハウスへの招待状を受け取りました。
「大統領は集まった人々中から私をみつけました、」DuhemeはNew york Herald Tribuneに回想しています。「そして、私の名前を聞いたのです、彼は私の肩を掴むと部屋の反対側のジャッキーに向かって叫びました。『ジャッキー、こちらがミス・デュエムだよ。』」
「大統領はそれから私を案内して彼の執務室を見せてくれました。彼は特にアイルランドの船乗りたちの彫りこみのあるあざらしの歯のコレクションが自慢でした。大統領は夫人の描いた何点かの水彩画も見せてくれて、その中にはホワイトハウスの庭園のものもありました。」
「ケネディ夫人はたいへんな才能がおありでした。」とDuhemeは付け加えました。「私たちはだいたい絵のスタイルが似ていましたが、彼女はとても引っ込み思案でした。彼女は家族と友人のためだけに絵を描いていたのです。しかしながら、もし、彼女が絵で生きていこうとすれば、それは可能だったと思います。」
後に、ケネディ夫人は彼女のローマ経由のインド・パキスタンへの親善訪問にDuhemeを同行することを要請しました。この旅の絵画はMcCall's社から出版され、ケネディ夫人はDuhemeにフランス語で、彼女がこれらの絵画に圧倒されたことを書き送りました。彼女はそれらを彼女がたいそう敬愛している18世紀のムガル人の細密画様式の小さな傑作として記述しました。Duhemeにとってとりわけ光栄だったのは、ジャクリーン夫人の望みによって水彩画がホワイトハウスで名誉ある場所を手にいれたことでした。
(「Mrs. Kennedy Goes Abroad」のAbouto Jacqueline Duhemeより)
とにかく、作品、レイアウト共に素敵な本で何回も繰り返し見ています。
もうひとりのジャクリーン
corgiville (2013年9月24日 11:48)
とても魅力的な画集の紹介です。
作者はジャキーと同じ名前のフランス人の画家、1927年生まれのJacqueline Duhemeで、ケネディ家を描いた2冊の本があります。
1967年に出版された「JOHN F. KENNEDY」は、ケネディ大統領の誕生から葬儀、昇天後のケネディまで19葉の絵で構成されています。
もう1冊が「Mrs. Kennedy Goes Abroad」で、こちらは、ジャッキーの外遊の場面を描いた彼女の絵とそのときの写真で構成された魅力的な1冊になっています。
ジャクリーン・デユームは、ジャクリーン・ケネディが1962年に妹のリー・ラジウィルと共にインドを訪問したときには、ジャッキーに請われてその旅に同行しています。
「Mrs. Kennedy Goes Abroad」は、Amazonで購入可能です。
キャロラインのしわ
corgiville (2013年9月22日 11:12)
9月19日、NHKの「ニュースウォッチ9」で、キャロライン・ケネディ駐日大使の発言が報道されていました。
そのとき映し出された彼女のアップです。
顔のシワに思わず親しみを感じてしまいました。
刺繍版「50-mile walk」
corgiville (2013年9月22日 10:37)
ジャッキーが描いた絵を刺繍する試みの第2作ができました。
タイトルは「50-mile walk」。
1963年2月に、アメリカ人の体力低下を心配したケネディ大統領が、ホワイトハウス職員に50マイルを歩くテストを宣言しました。
大統領の弟、ロバート・ケネディは、50マイルを17時間で完歩しました。
この「50マイル ウォーク」には、ジャッキーの妹の夫、スタス・ラジウィルとケネディ夫妻の友人チャック・スポールディングも参加しました。彼らは、この催しのために何ヶ月もトレーニングをしていたそうです。
そのときの二人を描いたジャッキーの絵が残っています。彼女の妹、リー・ラジウィルの著書「HAPPY TIMES」に掲載されていました。
その絵をアップリケと刺繍で仕上げた紅木美るの作品です。
チャック・スポーryディングの靴の下の「JBK(ジャクリーン・ブービエ・ケネディ)」のサインがジャッキーの目印です。
ひさしぶりの展示
corgiville (2013年9月18日 01:38)
先日、いままでに見たことのないジャッキーのペンダントチャームを入手しましたので、「第9展示室」にアップしました。
もともと写真の撮り方がヘタな上、とりわけメダルやコインなどの小さいものは綺麗に撮ることがむずかしいので、今回も例にもれず...ですが。
新展示品はこちらです。
髪型や表情があどけないジャッキーです。
結婚記念日
corgiville (2013年9月12日 11:41)
今日は9月12日。
「JFK俱楽部」広報担当のサリンジャー氏からメールをいただき、ジャックとジャッキーの結婚記念日だということを思い出しました。
1953年(今からちょうど60年前です)の9月12日、36歳のジョン・F・ケネディと24歳のジャクリーン・L・ブービエが結婚式を挙げました。
ゲバラ側からのピッグス湾事件
corgiville (2013年9月 9日 00:12)
息子が持っていた「マンガ偉人伝 チェ・ゲバラ」を読んでみると、そこにもケネディ大統領が登場していました。
「ピッグス湾事件」の話です。マンガだし、短い描写にすぎませんが、ゲバラサイドからのピッグス湾事件がわかりやすく描かれています。
刺繍版「Sea Joy」
corgiville (2013年9月 4日 09:00)
特別企画展と称して「Fey Girl─刺繍で綴るジャクリーン・ケネディの一生」を公開しましたが、次は何を作ろうかなと考えていました。
ジャッキーは絵が好きで、イラストのような絵がたくさん残っています。それを刺繍にしてみようと思います。
その第1作目は、彼女が10歳頃書いた「Sea Joy」という詩に書き添えた絵です。
原画は、
これをもとにした紅木美る作の刺繍は、
ミュージアムオリジナルの楽しみが増えました。
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