Corgiville Museum 紅木 美るのケネディ・コレクションCorgiville Museum 紅木 美るのケネディ・コレクション

バーニー・フュークスの「JFK」

corgiville (2013年6月 9日 00:03)

6月8日夜放映の「美の巨人たち」(TVTOKYO)は、
アメリカを代表するイラストレーターバーニー・フュークスが描いたジョン・F・ケネディ特集でした。
いろいろな観点からとても面白い番組でした。

バーニー・フュークス(Burnie Fuchs  1932~2009)は、アメリカのイラストレーターの匠ノーマン・ロックウェルの次の世代のイラストレーターでした。
少年時代にトランペット奏者を志していましたが、右手の指3本を切断する事故に合い、その夢を念。美術学校に学び、広告業界などからみるみる注目を浴びるようになりました。

43歳で大統領になり、若く強いアメリカの象徴だったジョン・F・ケネディの絵をフュークスは5点残しています。

   
fuchs1.JPG

 番組では、フュークスが1988年、25年ぶりに描いたJFKの肖像にスポットを当てて、彼の創作秘密を紐解きます。

 フユークスの肖像画を専門家は、「対象の本質、内面を捉えることが巧みだった」と高く価しています。

 1962年にフュークスが初めて描いたケネディ大統領の肖像画を見て妻のジャッキーは、「彼が人々にそう見られてほしい姿を描いている」感激したそうです。 


                    
fuchs4.JPG  
6月12日~16日まで代官山ヒルサイドフォーラム(東京都渋谷区猿楽町29-5 ヒルサイドテラスF棟)では、「大統領没後50年 - ジョン・F・ケネディを描いた画家 バーニー・フュークス展」が開催されるそうです。