ケネディマニア
corgiville (2012年8月 9日 03:10)
「第11展示室」には、私以外のケネディマニアが集めたコレクションを展示しています。
まったく違う人のコレクションですが、偶然にも似たようなブルーのスタンプックに入れてありました。
コレクション1は、切手や封筒、写真などが、暗殺直後に販売されたと思われる専用のスタンプブックにスクラップされています。入手先はアメリカだったので、たぶんアメリカ人のコレクションだったものでしょう。
コレクション2は、200枚以上の切手のみのコレクションで、立川のショッピングセンターにあるコインショップで、バラで売っていたケネディの切手を買ったらお店の人が、
「他の店舗にケネディの切手ばかり集めたコレクションが確かあったはずなので、取り寄せましょうか?」
と言ってくれ、お願いしたものです。向こうは「マニア物」という意識はまったくなく、切手としての価値しかみないので、全部で3000円で売ってくれたと記憶しています。
コレクションの域に留めず、メダルやトークンの研究書にまとめたのが「第10展示室」に展示した「MEDALLIC PORTRAITS OF JOHN F. KENNEDY」という本です。1995年の12月にボストンのKennedy Libralyの売店で買いました。よく集めたと思うほどのケネディのコイン、メダル、トークンの写真、発行年やサイズ、その素材などが記載されています。
巻末にはそれぞれの価格相場の一覧表が付いていて、一番高く値がちうているものは750ドルで、ひとつが1963年ヨーロッパ訪問記念のゴールドのもの、もうひとつは表がケネディの顔、裏が葬儀のときの柩を運ぶ馬車と永遠の炎が彫られたものです。
私もたくさんのメダル類を集めましたが、残念ながらこの2点は持っていません。というより、この本を見るとたくさん集めてはいないことを改めて思い知らされました。