恥ずかし オークションの思い出
corgiville (2012年5月10日 12:13)
ジャクリーン・ケネディ・オナシスが亡くなったのは1994年5月19日。
賢明な彼女は二人の子どもたちに遺品をオークションにかけてその収益で相続税をまかなうように遺言していたといいます。
1996年4月23日から26日にかけて、ニューヨークのサザビーズでジャッキーの遺品のオークションが開催された。1195点の遺品が出品されたが、その内容たるや錚々たるものでした。
サザビーズ・ジャパンでオークションのカタログが購入できると知り、麹町にあるオフィスまで買いに行った。カタログは二種類あって高価な上製本の方を買ったのですが、そのカタログに掲載された品々はジャッキーの生きてきた歴史そのものだと感じました。
日常使いの食器、身につけていたアクセサリー、家具、収集していた絵画、JFKに関する書籍や残したメモ、彼女の愛車のBMWにいたるまでくいいるように見入っていきました。
オークションにニューヨークまで出かけることは当時できなかったのですが、書面入札ができるとのことで、恐れ多くも2つに品物の書面入札をしたのです。
私が入札したのはケネディとジャッキーの結婚式の引き出物だった銀のトレイとジャッキー愛用の乗馬の鞍です。
結果は‥‥
もちろん落札はできませんでした。
私の入札価格は、トレイが500ドル、鞍が550ドル
落札価格はトレイ27,600ドル、鞍34,500ドル
かすりもしなかった(赤面)
そのときのジャッキーの遺品オークションはサザビーズ史上でも稀にみる売上げを残したそうです。