二人のファッションリーダー
corgiville (2012年5月23日 05:42)
ジャッキーがファーストレディだったのは、1961年から1963年の短い期間でしたが、彼女のファッションは全米、全世界の女性の憧憬を集めました。
専属デザイナーだったオレグ・カッシーニは、グラマーではなくすらっとした彼女の体型を生かしてまず、清潔感を第一に洋服のデザインを考えたといいます。大きなくるみボタン、七分袖や短めの上着など、スーツスタイルにはどこか可愛らしさが取り入れられ、パーティードレスは直線的なラインを強調したものが主流のように思います。
たぶん、同じドレスを違う女性がマネして着ても彼女のようには着こなせなかったに違いありません。ジャッキーの誰にもない個性があったからこそ、流行を広めることができたのでしょう。ジャッキーはいつも、「オリジナルが着たい」という希望をオレグに伝えていました。
時を同じくしてマテル社からバービー人形が発売され、大ブレイクしました。バービーは本体とたくさんの着せ替え服、靴、バック、サングラスなどの小物が精巧に作られてそれがまたおませな女の子たちを虜にしたのです。
改めてバービー人形のワードローブを写真で見ると、ジャッキーのファッションのテイストによく似ている気がします。
60年代のファッションリーダーだった二人(?)を刺繍とアップリケで描いてみました。