ジャッキーとファラ
corgiville (2015年10月 8日 23:44)
刺繍展のために新しく作った刺繍です。
1962年4月11日のイラン国王夫妻を招いての晩餐会のシーンです。
若く美しいファラ王妃が、卵大のエメラルドをあしらったティアラやネックレス、ブレスレッドなど国宝級の宝石を纏って登場することは事前に予測されていました。
迎えるジャッキーが熟考の後に決めたスタイルは、白とピンクのシンプルラインのドレスにポイントとなるダイヤの大きな髪飾りのみ。
ケネディ大統領は、笑って「どう見ても彼女の勝ちだな」と言ったそうです。
後の波乱に満ちた運命など微塵も感じさせないジャッキーとファラのまるで御伽ばなしのような宵でした。