Corgiville Museum 紅木 美るのケネディ・コレクションCorgiville Museum 紅木 美るのケネディ・コレクション

2014年4月アーカイブ

O・KI・DO・KIが...

corgiville (2014年4月25日 03:12)

私がケネディ関係のものをコレクションするようになったのは、今のようにネットオークションやネットショッピングが普及する前のことなので、骨董市を回ったり、アメリカの50年代・60年代のものを置いているアンティークショップで探したりしたのですが、中でも一番たくさん買ったお店が、渋谷の「O・KI・DO・KI」でした。


ケネディの胸像や大統領就任記念のブロンズメダル、ピッチャーなどワクワクしながら集めたものでした。

Oさんという若い女の店員さんはすごく熱心で、ケネディの商品が入荷すると必ず電話をくれるのです。見に行ったら買いたくなってしまうとわかっても行かずにはいられなかった楽しい思い出があります。

今から10数年前に、オーナーの奥さんから連絡があり、
「ウチはこれから雑貨は扱わず、古着1本でやっていくことになりました。今残っているケネディモノをかなりお安くお譲りしたいと思います。」
とのことでした。

だから、このサイトに展示してある品物のかなり多くは「O・KI・DO・KI」経由で手に入れたものなのです。
そのうち、Oさんも退職し、古着屋になってからは一度も行ったことがありませんでしたが、よくお店の前を通りかかり、懐かしく眺めていたのですが、今日通りかかると、中はカラッポで、ドアには「CLOSED」の札がかかり、ビル全体に工事用のシートがかかっているではありませんか。

単なる改装なのか、移転したのかわかりませんが、気がかりではありました。


写真 (40).JPG

次の図案

corgiville (2014年4月24日 08:57)

次の刺繍の図案を描きました。

ジャッキーが描いた絵のシリーズで、雑誌にモノクロで載っていた写真から起こしたものです。
日付が1960年7月17日とありますので、大統領選へ出馬宣言し、7月13日に大統領候補に指名された直後に描かれたものです。

 デビッド・ハイマン著「ジャッキーという名の女」にこの絵について書かれたくだりがあります。

 『夫が帰宅するまえに、ジャッキーはJFKの絵を完成させていた。それは、ジョージ・ワシントン風の格好をしたJFKがヴィクトゥラ号に乗ってハイアニスポートに入港してくる絵で、岸辺ではお定まりの群集にまじってジャッキーとキャロライン、犬や猫、子どもたち、祖母たち、軍楽隊(ミスター・ジャック帰宅歓迎の旗を掲げている)などが出迎えている場面が描かれていた。』



この図案を土台にして刺繍作品にする─楽しいけど時間のかかる仕事の始まりです。


wellcome jack.JPG

水もしたたるJFK

corgiville (2014年4月20日 06:37)

 刺繍で綴る「KENNEDYS」─最近とりかかっているのは、ジャクリーン・ケネディが描いた絵やイラストを刺繍にするシリーズです。


 その3作目は「水もしたたるJFK」というタイトルです。(ジャッキーではなく私が考えたタイトルです。)



moist jack3.jpg




 記者団に取り囲まれたケネディが、たった今プールから上がってきたような裸にタオルを巻いた姿で腰掛けているところです。
その表情はちょっと困惑したような、何ともいえない様子ですが、これを描いたときの状況とかはまったくわかりません。
 ホワイトハウス時代のケネディは執務の合間によくプールで泳いでいたようで、皮肉屋のジャッキーがそれを揶揄してこのような絵にしたのでしょうか。

    
moist jack1.JPG








リニアでのツーショット

corgiville (2014年4月14日 08:03)

4月13日朝日新聞朝刊の切抜きです。


linear.jpg

安倍総理とキャロライン・ケネディ駐日アメリカ大使が、12日にリニアモーターカーの実験線に試乗したというニュースです。

「政治」から離れて、時速500キロを並んで体験する同世代の男女の何やら楽しそうな表情です。






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