トライベッカのロフト
corgiville (2012年9月16日 03:11)
「1999年の7の月、天から恐ろしい王がやって来て‥‥」
は、「ノストラダムスの大予言」の中で衝撃的な一節で、それ以前にはその年で地球が終わるなどと大騒ぎしたことがありました。
その1999年7月16日、ニュージャージー州エセックス郡の空港を日没直後に飛び立った自家用機が消息を絶ちました。その日は熟練されたプロのパイロットでも飛行を取りやめるような靄のため視界不良の日でした。
操縦していたのは、その前年に免許を取ったばかりのケネディ大統領とジャッキーの息子、ジョン・F・・ケネディ ジュニアで、彼の妻キャロリンとその姉も同乗していたのです。
ジョンら3人の遺体が発見されたのは3日後の7月19日のことだった。この事件は、時を越えて「ケネディ一族の無謀さ」を物語っています。
戦争中に手柄を立てたくて無茶な飛行に挑んだ彼の叔父のジョセフ ジュニア。
恋人とともに嵐の中の飛行で墜落死した彼の叔母のキャサリン。
1988年に「世界一セクシーな男」に選ばれたこともあるジョンは、ハンサムなだけでなくとても魅力的な青年となり、多くの女優と浮名を流すようになりました。
1996年にカルバン・クラインの広報に勤めていたキャロリンと結婚し、美男美女のカップルとしてアメリカ中の関心を集めました。
彼はニューヨークの中では倉庫街の面影を残すトライベッカに住み、自転車で通勤するなど、独自のライフスタイルを楽しんでもいたようです。
ニューヨークに行ったとき、JFKジュニアの住んでいた場所もぜひ見たいと思って、あまり情報がなかったのだが、やっとその建物をみつけ、トライベッカに行ってみました。
街の雰囲気は、もと工業地帯だけにちょっと寂れた独特の風合いを持っています。。彼はこの建物のロフトに暮らしていました。
ちなみに、トライベッカとはトライアングル・ビロウ・キャナル(Triangle Below Canal)の略だそうです。