欲しいものはすべて手に入れた男
corgiville (2012年6月27日 09:36)
よく言われるようにジャッキーの最初の夫は「権力で世界の頂点に立った男」で、二番目の夫は「富で世界の頂点に立った男」といえるでしょう。
再婚相手のアリストテレス・ソクラテス・オナシスはいまだに生まれた年さえ1906年説と1900年説があるほど謎めいています。
ケネディにはとても及ばないけれど、彼についての本やDVDも出ています。
「オナシスの生涯─欲しいものはすべて手に入れた男」は、彼の生い立ち、出稼ぎ労働者から巨万の富を築き、その最期までを描いた一種のおとぎ話だと感じました。
前妻のティナやマリア・カラス、二人の子どものアレクサンダーとクリスティーナについても詳しく言及されていて興味深い。ケネディ家に負けず劣らずオナシス家もドラマチックで、そこに愛憎と多くの謎とそして死が付きまとっています。